お家をスマートホーム化して少しでも快適に過ごせるようにAlexa(アレクサ)を導入してから、1年半が経ちました。今までどんな風に使っているのかを紹介します。正直全ての機能を使ってはおらず、あくまでも生活が快適になるようにどのように使っているかを紹介します。ぜひご参考までに!
そもそもスマートホーム化ってなに?


スマートホーム化とは、家のなかにあるさまざまな家電やデバイスをインターネットに接続し、音声やスマホなどで操作できるようにすることです。例えば、スマートライトを導入すれば部屋の照明をリモコンではなく手に持っているスマホや音声で操作できます。
スマートホーム化することで定期的に発生する面倒なリモコン探しや、音声で操作することで、わざわざ手を止める必要が無くなり生活を効率化することができます。
スマートホーム化のメリットとデメリットを挙げると以下のようになります。
スマートホーム化のメリット
- 便利さと効率化のアップ
- 両手がふさがっていても音声で操作することが可能
- ルーティン設定することで自動で操作してくれる
- 快適な生活環境が手に入る
- 自分に合った環境を設定して置くことで自動で操作してくれる
- 省エネ・コスト軽減
- 使用していない家電を自動でオフにすることができる
- 外出先からオンオフを確認してエアコンなどの切り忘れを減らせる
- セキュリティ向上
- スマートロックやセキュリティカメラを導入するとリアルタイムで状況を確認できる
- リモート操作可能
- 外出先から操作できるため家に帰ってから部屋の温度を設定する必要がなく、適温になるまで待つ必要がない
スマートホーム化のデメリット
- すべて使いこなすことができない
- 色んな機能があるが不必要な機能もある
- すべて使いこなそうとすると自分に合わせた部屋ではなくデバイスに合わせてた部屋になる
- 初期投資が高い
- スマートホーム化に対応している家電に買い替える必要があるのでお金がかかる
- スマートホーム化に対応している家電がそもそも高い
- インターネットに依存する
- インターネットに接続されていないと意味がない
- インターネット環境を整えないといけない
- デバイス間の互換性を確認する必要がある
- 異なるメーカーではデバイスの接続の互換性がない可能性がある
- 互換性のない製品を買うとお金だけかかる
「現実的なスマートホーム化」の実現方法とは


スマートホーム化を進める際に私が重要視しているのは、「どれだけ多くのデバイスを取り入れるか」ではなく、「どのように自分の生活に合った形で効率化し、便利さを感じられるか」という点です。そのために以下を意識しつつスマートホーム化を進めています。
なるべく初期投資を抑える
スマートホームデバイスは初期投資がかかるのでなんでもかんでも購入するのはもったいないです。
例えば、スマートスピーカー、スマートライト、セキュリティカメラ、スマートプラグなど、それぞれ購入すると費用がその分必要となります。さらにすべてを一気に導入しようとすると、数十万円にも達することもあります。
重要なのは「本当に必要な機能」を見極めて、自分にとって無駄なデバイスを避けることです。
正直すべての機器をスマート化する必要はなく、まずは自分の生活の中で「面倒だと感じること」「手間がかかっていること」を解消するためのデバイスを選ぶことが、現実的でスマートなアプローチだと思います。
ただし、初期費用だけを見て諦めるのは良い判断といは言えない部分があります。初期費用はかかってしまいますが、便利になり無駄が無くなることでやりたいことができる時間が増えるのであれば初期費用はいずれ回収できるからです。自分に必要なのは何かを考えるように意識しましょう。
デバイス中心の生活でなく、自分中心の生活をする
スマートホーム化する目的は、自分の生活を便利に効率的にして面倒なことを減らすことだと思っています。そのため「デバイスを中心に生活をすること」ではありません。スマート化された家電を使いこなすことよりも、重要なのは「自分の生活の効率化」です。
例えば、朝の忙しい時間に照明をつけたり、エアコンを設定したりすることが面倒に感じるなら、音声アシスタントやスマートプラグを使って自動化することが自分の生活の効率化となります。
あくまでも自分が生活の中心であるということを忘れないように!
自分の生活を見直してシンプルにする
いくら自分の生活に合わせると言っても限界があります。そこで必要になってくるのが自分の生活を見直してシンプルにすることです。デバイスで便利にし、自分の生活の無駄な部分を省いてシンプルにしつつ、自分のやりたいことに時間を注ぐことを意識していきましょう。
また理想の生活を送るためのキッカケにしてみるのも良いかと思います。「○時に起きて○時に○○をする」という理想があればスマートホーム化して自動的に家電のオンオフを切り替えることで理想の人生に無理やり持っていくことができます。例えば、7時に家を出て朝カフェに行こうと思っているのであれば7時にエアコンや電気を全てオフにしてしまうことで「家を出よう!」となるキッカケにすることができます。
まずは音声アシストデバイスを導入する


スマートホーム化するにあたってまずは、音声アシストデバイスを導入しましょう。有名なブランドは以下です。
- Alexa(Amazon Echoシリーズ)
- スマートホームデバイスとの連携に強く、Amazon Echoシリーズは豊富なラインナップと高機能なスマートスピーカーとして人気
- Google Home(Google Homeシリーズ)
- Googleアシスタント搭載で、Googleのサービスとの連携がスムーズです。
- Bixby(日本ではあまり普及していないSamsungが提供している音声アシスタント)
私はAlexa(アレクサ)を導入している
私は音声アシストデバイスの中でAlexa(アレクサ)を導入しています。理由は「Amazonセールで安くなるので購入しやすいこと」と「音声アシストの呼びかけが「アレクサ!」で良いこと」です。
Amazonセールで安くなるので購入しやすい
AlexaはAmazonセールで安くなります。そのため安い値段で導入しやすいのでおすすめです。
私は家に時計が無かったので、コンパクトで時間を見ることができる「Echo Show 5」を購入しました。通常時は\13,000程ですがセールの時は\10,000を下回ります。いろいろなシリーズがあるので自分が欲しいシリーズがセールになっているときを狙って購入することがおすすめです。




音声アシストの呼びかけが「アレクサ!」で良い
呼びかけが「アレクサ!」で良いのも選んだ理由です。
Google Homeの場合は「OK!Google!」という必要があるので少し面倒。「OK!いる!?!?」と思っています。「アレクサ!」であればまるでペットに呼びかけるかのようにスムーズに起動できます。
どうでもよさそうな理由ですが、私にとってはかなり大事な部分でした。
どのように使っているか?


Alexaにはいろいろな機能がありますが、私は以下の機能を使用しています。さらに自分が使いやすいようにAlexaアプリで定型アクションを登録しておくことで自分の決めた言葉で思い通りにアラームを設定できるようにしています。
- アラーム機能
- 仮眠するときは「○○時に起こして」で起きる時間をセット
- 寝るときは定型アクションを登録しておき「おやすみ」で4つのアラームを自動でセット
- 天気予報の読み上げ
- 今日の天気予報と最高気温を読み上げてもらい仕事やお出かけに備える
- シーリングライトのオンオフ
- 音声でシーリングライトのオンオフを切り替える
- 定型アクションで「ただいま」「いってきます」「おはよう」「おやすみ」でオンオフを切り替えれる
登録している定型アクション
私が登録している定型アクションは以下です。(登録の仕方は「定型アクションの登録方法」で確認してください。)
「アレクサ!おはよう」でアラームを全て解除
「おはよう」でアラームを全て解除してもらうことで自分が起きる意思があることをアレクサに伝えます。「おはよう」と自分で言ったのだから頑張って起きましょう。
「アレクサ!おやすみ」でアラームを4つセット
「おやすみ」でアラームを4つセットしてもらっています。定型アクションを登録していなければ「○時に起こして」や「○時にアラームをセットして」などいちいち言わないといけないのですが、定型アクションのおかげて「おやすみ」の一言で「5:30、5:40、5:50、6:00」のアラームをセットしてくれます。とても便利です。
「アレクサ!いってきます」で部屋のライトをオフ(別途シーリングライトが必要)
「いってきます」で部屋のライトをオフにしています。導入にはシーリングライトが必要となります。それについてはまた別の記事で紹介します。理想はエアコンなどもすべて止まることです。
「アレクサ!ただいま」で部屋のライトをオン(別途シーリングライトが必要)
「ただいま」で部屋のライトをオンにしています。仕事から帰ってきて荷物を降ろし着替えながらアレクサに呼びかけるだけでライトがオンになるのでとても便利です。
定型アクションの登録方法
1. Alexaアプリを開いて下のメニューから「その他」を表示し、「定型アクション」を選択する
「その他」は電球マークの右隣の3本線を選択することで表示されます。
「その他」が表示されたらその中から「定型アクション」を選択しましょう。


2.定型アクションを登録/編集する
定型アクションを登録するときは「定型アクション」のタイトル横の「+」を選択しましょう。
既に登録されている定型アクションを編集するときは登録されている定型アクションに表示されている「▷」を選択しましょう。


3.定型アクションを登録する
「定型アクション」を登録するには「実行条件」と「ALEXAのアクション」を登録しましょう。
例えば、「実行条件:音声で○○という」と「ALEXAのアクション:アラームをセットする」という形で実行条件とALEXAのアクションを登録します。


3.定型アクションを登録する(実行条件を設定)
定型アクションの実行条件はたくさんあります。
「○○と言ったとき」に実行してほしい場合は「音声」、「○時になったとき」に実行してほしい場合は「スケジュール」を選びましょう。


3.定型アクションを登録する(ALEXAのアクションを設定)
ALEXAのアクションは複数あります。
ALEXAに何をしてほしいかを設定しましょう。


4.定型アクションを編集する
「定型アクション」を編集するときは、実行条件を増やしたりALEXAアクションを細かく編集することができます。
表示している画像は、「アレクサにおやすみ」と言うと「アレクサがアラームを4つセット」してくれる定型アクションの編集画面です。


結論:アレクサはスマートホーム化の入り口!
「スマートホーム化したい、興味があるけどどうしたらいいか分からない」そんな人には、まず音声デバイス(アレクサ:Alexa)の導入をおすすめします。
そしてまずは音声で操作したいもの、操作したいことをアレクサの定型アクションとして登録しましょう。
その中でもおすすめはまず「アラーム」の設定がおすすめです。ぜひやってみてください。アラームを設定していると思うのが「次は音声でオンオフが切り替えられるライトが欲しいな」となります。自分が欲しいと思うスマートホーム家電を徐々に追加していきましょう。最初から100点を目指さずに少しずつスマートホーム化していきましょう。私も少しずつスマートホーム化していきます。
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