FIREには種類がある|Lean・Fat・Barista・Coastを徹底比較

時計と成長する資産収入

FIREは「1つの正解」ではありません

前の記事では、
FIRE(Financial Independence, Retire Early)に必要な資産額は
生活費から逆算して決まるという考え方を解説しました。

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ここまで理解すると、多くの方が次にこう思います。

でも、その生活費って、どのレベルを想定すればいいの?

この疑問はとても自然です。
そして実は、この問いにどう答えるかで、
FIREの設計は大きく変わります。

なぜなら、FIREには
たった1つの完成形があるわけではないからです。

FIREは「いくら稼ぐか」の話ではなく、
どんな人生を送りたいかをどう支えるかという設計思想です。

この記事では、
・代表的な4つのFIREの種類
・それぞれの特徴と注意点
・そして私自身の視点も交えながら
FIREを「選べる形」として整理していきます。

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目次

FIREという考えの大前提

FIREという概念は、日本発のものではありません。

もともとはアメリカを中心に広まった考え方で、
経済的自立(Financial Independence)を達成したうえで、
早期に働き方の自由を手に入れるという思想です。

FIREの代表的な分類(Lean / Fat / Barista / Coast)についても、
海外の金融・投資メディアで整理されてきたものがベースになっています。

FIREの種類は主に4つあります

街を見下してみる景色

一般的に、FIREは次の4つに分類されます。

  1. Lean FIRE(リーンFIRE)
  2. Fat FIRE(ファットFIRE)
  3. Barista FIRE(バリスタFIRE)
  4. Coast FIRE(コーストFIRE)

これらは優劣ではなく、
価値観とライフスタイルの違いです。

① Lean FIRE|最低限の生活費でFIREを目指す

Lean FIREの特徴

Lean FIREは、
生活費を極限まで抑えることで
最小の資産額でFIREを達成する方法です。

・生活費が非常に低い
・必要資産額が少ない
・比較的早くFIREに到達しやすい

生活イメージ

生活は基本的に贅沢をせず抑えれるだけ抑えたうえで、
FIREを実現するため、以下のようになります。

・地方在住、家賃の安い環境
・必要最低限のモノで暮らす
・固定費を徹底的に下げる

向いている人

基本的にはコストを抑えることができる
以下のような方に向いています。

・独身
・ミニマリスト気質
・「自由な時間」を最優先したい人

注意点

注意点としては以下の通りです。

・余剰資金が少ない
・突発的な出費に弱い
・人によっては「我慢」に感じやすい

私の視点

Lean FIREは、
「自由」という観点では非常に魅力的です。

ただし、
精神的な余白まで削ってしまうと、
それは本当に自由なのか?

と自分自身に問い直す必要があると感じています。

② Fat FIRE|余裕ある生活水準でFIREを実現する

Fat FIREの特徴

Fat FIREは、
生活水準をほとんど下げずにFIREを目指すスタイルです。

・生活費が高い
・必要資産額は最も大きい
・FIRE後も趣味や旅行を我慢しない

生活イメージ

本当の意味でのFIREはこのFatFIREだと思います。
生活のイメージは以下の通りです。

・都市部など場所は固定しなくてもいい
・家族あり
・教育費や趣味も考慮

向いている人

・高収入の会社員
・事業収入がある人
・家族の安心を重視したい人

注意点

・達成まで時間がかかる
・途中で挫折しやすい

私の視点

私は将来的に、
Fat FIREを目指したいと考えています。

理由はシンプルで、
「自分の夢に挑戦し続けるだけでなく、
夢に挑戦する人を支援できる立場でいたい」
からです。

ただしこれは、
今の自分にとっての仮説にすぎません。

自分のレベルが変われば、
見える世界も、選ぶFIREも変わる。
そう考えています。

③ Barista FIRE|働きながらFIREを続ける

Barista FIREの特徴

Barista FIREは、
投資収入+軽い労働収入を組み合わせるFIREです。

・完全リタイアしない
・好きな仕事を選べる
・精神的・金銭的バランスが良い

生活イメージ

・短時間労働
・好きな分野での収入
・投資は生活の土台

向いている人

・日本でFIREを考えている人
・いきなり仕事を辞めるのが不安な人

私の視点

私は現在、
「好きなことで稼ぐBarista FIRE」を軸
に考えています。

アルバイトのような「生活のための労働」ではなく、
創作・発信・事業など、
自分が意味を感じられる形で稼ぐ。

完全に働かなくてもいいとは思っています。
ただ、正直に言えば
結局、何かはして生きると思っています。

それはまるで、
小学生の長い夏休みのような感覚です。
休みたいと思っていたはずなのに、
長く休むと、少し学校に行きたくなる。
そんな感覚に近いのではないかと思っています。

④ Coast FIRE|若いうちに仕込むFIRE

Coast FIREの特徴

Coast FIREは、
若いうちに投資元本を作り、
その後は生活費分だけ働くスタイルです。

・投資は早期集中
・その後は無理をしない
・時間を味方につける

向いている人

・20〜30代
・長期投資ができる人

私の視点

Coast FIREは、
「今を犠牲にしすぎない」という点で、
とても現代的なFIREだと感じています。

稼いだお金を全て投資に回すのも違うし、
投資をせずに全部使いきるのも違うし、
自分でちょうどいい塩梅を調整しながら
取り組んでいく必要があります。

4つのFIREを比較すると

種類必要資産自由度安心感日本向き
Lean
Fat
Barista中〜高
Coast

このように4つのFIREを比較してみると、
「資産額の多さ」だけがFIREの価値を決めるわけではないことが分かります。

自由度・安心感・日本との相性は、
資産額以上に重要な判断軸です。

特に日本では、
・社会保険
・税制
・働くことへの価値観
といった要素が強く影響するため、
Barista FIRE や Coast FIRE のように
「働き方を選ぶFIRE」が現実的になりやすいと言えます。

FIREに正解はありません

FIRE後に見つめるであろうベンチ

特に日本では、
FIREは簡単な選択ではありません。

・職業を聞かれる社会
・労働=正義という空気
・給料は上がりにくいが、転職もしにくい
・人口減少による国内市場の縮小

FIREを目指すなら、
自分で稼ぐ力を持つことが前提になります。

また、FIRE=投資と思われがちですが、
自分自身への投資も忘れてはいけません。

自己投資は、
結果が出れば市場平均を大きく上回る
リターンを生む可能性があります。

まとめ

・FIREには複数の種類がある
・価値観によって最適解は変わる
・日本では Barista / Coast FIRE が現実的
・FIREの形は、成長とともに変わっていい

FIREはゴールではなく、
人生をどう生きるかの設計図です。

FIREを目指す前 / 目指しながらFIREについての知識を深めていきましょう。

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ジェリコ(投稿者)
大阪出身27歳(2025年現在)。
本業:SIer→ITコンサル。
やりたいことや夢が多すぎる人間。生活を改善してもっとよりよい生活を送るために日々勉強して発信中。
趣味&好きなこと:ゲーム、バイク、HIPHOP、カメラ、旅行、Youtube。
物事を習慣化するのが苦手なので情報発信は向いていないけど自分を変えるために頑張って続けていきます。
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