この度10年パスポートをオンライン申請して取得しました。いつか海外に行ってみたいからパスポートを取得しようと思っている方の参考になれば幸いです。これから少しずつ海外に行ってみようかな!
※私がパスポートをオンライン申請したときの手順です。地域によってはサービスを提供していない場合があるので、申請前に確認してください。
パスポートをオンライン申請するのに必要なもの
パスポートをオンライン申請するには事前に準備、または申請を進めながら準備するものがあります。
- スマートフォン(マイナポータルアプリ対応)
- マイナンバーカード
- 戸籍謄本
- 納付金
- 使用していたパスポート(ある場合のみ)
パスポートをオンライン申請して取得するまでの手順
マイナポータルアプリでパスポートをオンライン申請する
まずはマイナポータルアプリ対応のスマートフォンを使ってパスポートをオンライン申請します。必要なものと手順は以下の通りです。
必要なもの
- スマートフォン(マイナポータルアプリ対応)
- マイナンバーカード
手順
- マイナポータルアプリにログインする
- 画面下部の「さがす」を選択し、「パスポート」で検索する
- 「パスポート(旅券)申請」を選択する
- パスポートの受取窓口を選択する
- 画面の案内に従って、顔写真と署名(サイン)を撮影する
- 申請情報の入力を行う
- 現在有効中のパスポートがある場合は、ICチップを読み取る
- マイナンバーカードを読み取る
- 署名用電子証明書の暗証番号を入力して申請する
申請後
申請ができるとマイナポータルアプリでパスポート申請のステータスが確認できるようになります。2,3日後にステータスが更新されます。ステータスが更新されると戸籍謄本をパスポートセンターに送る旨が表示されるので、次は戸籍謄本をパスポートセンターに送付しましょう。
事前にコンビニで利用登録申請をする
住んでいる市区町村と本籍地の市区町村が異なる場合は、事前にコンビニの端末で利用登録申請をする必要があります。※住んでいる市区町村と本籍地の市区町村が同じ場合は不要とのこと。
まず、証明書等の自動交付のサービスを提供しているか確認してください。
必要なもの
- マイナンバーカード
手順
コンビニのキオスク端末で操作をしましょう。以下ではセブンイレブンでの操作方法を記載しています。
- 行政メニューから「証明書の交付」を選択する
- 「利用登録申請」を選択する
- 本籍地の地域を選択する
- 本籍の市区町村以降の情報を入力する
- 戸籍筆頭者の氏名を入力する
- 電話番号を入力する
- 生年月日を入力する
- マイナンバーカードに記載されている有効期限を入力する
- マイナンバーカードに記載されているセキュリティコードを入力する
- 画面の指示に従ってマイナンバーカードを読み取る
- 暗証番号を入力する
- 画面の指示に従ってマイナンバーカードを取り外す
- 画面に表示される内容を確認する
- 画面に表示されいている申請番号を記録する
申請後4~5日で利用できるようになります。利用登録申請の状況は以下で確認できます。利用できるようになったらようやくコンビニで戸籍謄本を取得することができるようになります。
コンビニで戸籍謄本を取得する
戸籍謄本をパスポートセンターに送付する為の準備をしましょう。
ここで注意することは送付するのは「戸籍謄本(こせきとうほん)」であって「戸籍抄本(しょうほん)」ではないということ。
戸籍謄本と戸籍抄本の違い
戸籍謄本(こせきとうほん)も戸籍抄本(しょうほん)も身分事項を証明する書類です。
戸籍謄本(こせきとうほん)は、戸籍に記載されている全員の身分事項を証明するもの。戸籍は夫婦と未婚の子によって構成され、夫婦と未婚の子が二人であれば、その四人全員の身分事項を証明するものが戸籍謄本になります。
戸籍抄本(しょうほん)は、戸籍に記載されている方のうち一人または複数人の身分事項を証明するもの。戸籍に記載されているのが、夫婦と未婚の子が二人であれば、子一人のみの身分事項を証明しても夫婦のみの身分事項を証明してもどちらも戸籍抄本になります。
必要なもの
- マイナンバーカード
手順
コンビニのキオスク端末で操作をしましょう。以下ではセブンイレブンでの操作方法を記載しています。
- 行政メニューから「証明書の交付」を選択する
- 「証明書交付サービス」を選択する
- 画面の指示に従ってマイナンバーカードを読み取る
- 証明書交付市区町村を選択する
- 暗証番号を入力する
- 画面の指示に従ってマイナンバーカードを取り外す
- 証明書の種別で「戸籍証明書」を選択する
- 交付種別で「戸籍の全部事項証明書」を選択する
- 発行部数を入力する
- 画面に表示される内容を確認する
- お金を入れて印刷する
- 忘れ物がないか確認する
戸籍謄本をパスポートセンターに送付する
コンビニで取得した戸籍謄本をパスポートセンターに送付しましょう。
コンビニで戸籍謄本を取得した際に、封筒と切手を一緒に買っておくのがおすすめです。
戸籍謄本をパスポートセンターに送付する場合は、簡易書留で送付する必要があるので郵便局に行きましょう。
必要なもの
- 戸籍謄本
- 封筒
- お金
手順
- 封筒に必要な情報を記載する(送付先はオンライン申請した際に表示されるパスポートセンターの住所を記載する)
- 封筒に戸籍謄本を入れて封をする
- 郵便局の窓口に行く(平日以外に窓口が開いているかは個々で調べる必要がある)
- 窓口で簡易書留で送付する旨を伝えて手続きをする
郵便局の窓口は基本的に平日のみの営業ですが、場所によっては休日でも窓口が営業している場合があります。事前に営業時間を調べてから窓口に行くようにしてください。
パスポートの受け取り可能になるまで待つ
戸籍謄本を送付してから数日間待ちましょう。
パスポート受け取り可能になるとマイナポータルアプリで確認できるようになります。(右側の画像)
同ページに受付表のダウンロードボタンがあるので事前にダウンロードしておきましょう。受付表にはQRコードが記載されており、パスポートの受け取りの際に必要となります。
※受理年月日(オンライン申請をした日)と交付予定日が1ヶ月以上空いていますが、その理由は戸籍謄本を送付するタイミングが無く2週間ほど何もできなかったので1ヶ月以上開いています。
スムーズに対応出来たら1~2週間でオンライン申請からパスポートの受け取りまでできると思います。
パスポートセンターに取りに行く
パスポートの交付予定日になったら、パスポートセンターにパスポートを取りに行きましょう。所要時間は5分ほどで受け取ることできました。ただし受け取るパスポートセンターや込み具合によって変わるので注意してください。
必要なもの
- 受付表(QRコード)
- 納付金(取得するパスポートや更新時などによって変わります)
納付金は以下の通りです。
申請の種類 | 都道府県手数料 | 国の手数料 | 合計金額 | |
10年間有効 | 2,000円 | 1万4,000円 | 1万6,000円 | |
5年間有効 | 申請時に12歳以上 | 2,000円 | 9,000円 | 1万1,000円 |
申請時に12歳未満 | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | |
残存有効期間同一旅券 | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
手順
- パスポートセンターに行く
- 受付窓口で受付をする
- QRコードを提示する
- 名前と申込日の確認をする
- 申請用紙に名前を書く
- 申請用紙を持って次の窓口に行く
- 申請用紙と納入金を渡す
- 返された申請用紙を持って次の窓口に行く
- 申請用紙を渡して受付札をもらう
- 呼ばれるまで待つ(1,2分)
- 呼ばれると受付札を渡して名前と生年月日の確認をする
- 本籍の場所(都道府県)の確認をする
- パスポートに添付されている顔写真の確認をする
- パスポートのICチップの確認を待つ
- パスポートの簡単な説明を受ける(ICチップの場所など)
- パスポートを受け取る
パスポートを受け取ったら帰るだけ。お疲れ様でした。
さいごに
今回紹介した一連の流れは、私が取得した際の流れになります。
その為、住んでいる地域や郵便局の窓口の営業時間、パスポートセンターの窓口の時間が地域によって異なる可能性があります。なので本記事の内容は参考程度に見ていただいて、詳しい詳細についてはお住まいの地域や本籍の地域の情報を確認してください。