【コンサル上司の言葉】アンテナ力を鍛えるには…?

アンテナ力を鍛えるとはどういうことか
コンサル上司の言葉から考えた「インプットが定着しない人」のための思考整理

社会人として働いていると、
一度はこんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。

・もっといろんなことに興味を持った方がいい
・いろんなことにふれるようなアンテナ力をもったほうがいい
・情報感度を上げよう

特にコンサルタントの仕事をしてる方はよく聞く言葉かもしれません。

正直なところ、
この言葉に対してモヤっとした経験がありました。

・何にアンテナを張ればいいのかわからない
・興味を持てと言われても、そもそも興味を持つことが難しい
・ニュースや記事を読んでも、すぐ忘れてしまう

インプットはしているはずなのに、
右から左に流れていく感覚が抜けなかった。

「自分はアンテナ力が低いのではないか」
そんな不安を感じていました。

目次

上司2人の言葉|同じテーマなのに違って聞こえた

旗門を持っている疑問を持っている人

印象に残っている上司の言葉が2つあります。

代表クラスの上司の言葉

「いろんなことに興味を持つことが大事だよ」

現場リーダーの上司の言葉

「興味は持たなくていいから、まずはいろんなものを入れてみてはどうか」
「僕は最初に取捨選択してないよ」

「情報は多い方が良いからね」
「貪欲に!貪欲に!」

同じ「アンテナ力」の話をしているはずなのに、
言っていることが真逆に聞こえた。

・興味を持てと言われても、そもそも興味を持つのが難しい
・いろんなものを入てみては、と言われても定着しない

結局私はどうしたらいいのか、正直わかりませんでした。

気づいたこと|違っていたのは言葉ではなく「解像度」

外で悩んでいる人

しばらく考えていて、あることに気づきました。

2人は違うことを言っていたわけではない。
違っていたのは、言葉の解像度と立っている場所だった。

代表クラスの言葉が指しているもの

  • アンテナがすでに鍛えられている状態
  • 情報に自然と興味が向く状態
  • 結果としての「アンテナ力」

つまり
「いろんなことに興味を持て」という言葉は、
完成形の状態を表していたのではないか。

現場リーダーの言葉が指しているもの

・これからアンテナ力を育てる段階
・再現性のあるプロセス
・途中経過としての「やり方」

「まず入れてみてはどうか」「僕は取捨選択してないよ」という言葉は、
そこに至るまでの道筋だったのかもしれない。

見ているゴールは多分同じ。
それぞれ話してくださっているフェーズが違っただけだったのかもしれない。

それでも残る違和感|覚えられない・定着しない問題

ただし、もう一つの問題が残っていました。
・いろんな情報を入れても覚えられない
・知識が積み上がっている感覚がない
・「知っているはず」にならない

私は記憶力が弱いのではないか。
そう感じることもありました。

覚えられないのは「能力不足」ではなかった

私が出した結論から言うと、

インプットが定着しないのは、
記憶力の問題ではなかった。

原因は別のところにありました。

人間の脳はとても合理的で、
・使う予定がある情報 → 残す
・使う予定がない情報 → 捨てる
という仕様になっている。

つまり、
・「とりあえず入れた情報」
・「いつ使うかわからない情報」
は、正しく忘れられているだけだった。

だから覚えられないのは、正常。
大丈夫。当たり前のこと。

私的結論|覚えなくていい、問いだけ残してみる

ここでたどり着いた結論はシンプルでした。

インプットとは、覚えることではない。
未来の自分が再会できる種を蒔いておくこと。

覚えようとするから苦しくなる。
重要なのは、使う前提で触ってみることだったのかもしれない。

私が実践してみようと思うインプットのやり方

実践するにあたって実施できるようにやり方はなるべくシンプルにしてみます。

① まずは貪欲に入れる

・ニュース
・チャットのやりとり(現場でのチャット、会社で使用しているチャット)
・雑談
・本や記事

意味があるかどうかは考えないこと。
このタイミングで覚えようとも取捨選択もしない。

② 「使えそう妄想」を1回だけ通す

読むときに、これだけ自分に問いかけてみる

「いつ・誰に・何に使えそうか?」

答えが出なくても問題ない。
「使う前提で見た、という事実」が大切。
かなりぶっ飛んだ妄想でも自分にとって面白ければ良しとする。

③ 正直な感情込みで1〜3行メモを残す

きれいにまとめない。

・なんかモヤっとした
・よくわからないけど引っかかった
・あの案件と似ている気がする

こうした「思考の温度」を残すようにする。
自分の感情が動いている方が脳科学的にも記憶力しやすいと言われている。

メモのイメージ
○○○
・(いつ)(どこで)(だれに)(どう)使えるかもしれない
・××っぽいな
・△△と思った
・□□なんじゃないかな

私はこのメモをNotionに残してみようかなと考えている。
普段勉強したメモをノートとNotionにまとめているが、ノートは考えながら書くことが多い。
Notionであればすぐにメモできるし情報が散らばっていても検索しやすいからいいかもしれない。
さらに私はInstant Notionというアプリを使っているからさっとメモしやすく、自分にとって簡単で継続しやすいかもしれない。

④ 再会できたらOK

数日後、数週間後、別の文脈で
「あ、これ前に見たやつだ」
この瞬間に、
点だった情報が線になる。

覚えていたかどうかは関係ない。
思い出せたらラッキーぐらいの感じ。
思い出せたらどんな時に思い出せたかをメモに追加してみてもいいかもしれない。

引き出せなくても失敗ではない

インプットした情報が使われないこともある。
メモが溜まっていくこともある。

でも、それでいいんです。

・情報は地層のように積もる
・後から似たもの同士が見えてくる
・脳内ではなく、メモ上で紐付ければいい

意味づけは、
時間が経った自分に任せる
そうすることでメモを残すことへのハードルを下げてみます。

自分用に作った「アンテナ力を高めるための行動ルール」

最後に、今の自分が守っている行動ルールをまとめてみます。

・インプット時に評価しない
・興味が湧かなくても一度入れる
・「使えそう妄想」を1回だけ通す
・メモは雑でいい
・引き出せなくても気にしない
・紐付けは後からやる

興味は「持つもの」ではなく、
使った後に生まれる副産物だと思いました。

まとめ|アンテナ力の正体

「アンテナ力」という言葉を自分なりに一文でまとめてみると

アンテナ力とは、
情報を選ぶ力ではなく、
情報と何度も再会してきた人の「状態
なのかもしれない。

だから、
・ある人は「興味を持て」と言い
・ある人は「まず入れてみたらいい」と言う
でも見ている山頂は同じの可能性がある。

もし今、私と同じようにと同じように
「アンテナ力がない」と悩んでいる方のキッカケか参考になれば嬉しいです。

私もこれから実践してみます!

まず入れて、
問いだけ残して、
未来の自分に再会を委ねる。

それだけで、
インプットの感覚はきっと変わる。

今はそう考えています。

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ジェリコ(投稿者)
大阪出身27歳(2025年現在)。
本業:SIer→ITコンサル。
やりたいことや夢が多すぎる人間。生活を改善してもっとよりよい生活を送るために日々勉強して発信中。
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