インプットしたことをすぐに行動に移すことができない自分。そのことを相談した上司から大切なことを学びました。
最近の私(2025年2月)


最近、仕事でたくさんミスが増えてきました。というよりも、できていなかったものが浮き彫りになってきた。
いままではたまたま、できなくてもよかったこと(代わりの誰かがやっていたり、仕事環境で必要が無かったこと)が今になって壁として自分の前に立ちはだかり、その壁に押しつぶされて思い通りの動きや社会人として普通の動きができないという事態に陥りました。
他の人は既にできている、自分だけできない、理解できていない、うまく進めることができない。
説明されても行動できていない自分
自分の良くないところに対してたくさんの時間をいただき「○○はこうしろ、○○が違う、○○をなおせ」と言っていただいても数が多すぎて、全てすぐに対応することができなかった。
そうすると「なんで言ったことができないんだ!」となり、自分は「もっと頑張らないと!」と無駄な気持ちや勢いで脳死で改善しようとしてしまう。
これでは何の意味もない、仮に今できたとしても時間が経ってしまったらまたできなくなったり、忘れてしまう。
どうしたらすぐに行動に移すことができるのか?
上司からのアドバイス「行動を変えるには○○を変えること」


上司と1on1(1対1)の面談を行った際に質問をしてみた「どうしたら言われたことをすぐに行動できるようになりますか?」。その上司は書籍を読み、思ったことは即行動に移している方で、今の自分が理想とする行動をしている方です。聞くならこの人!と思い質問してみました。
上司の回答は以下の通り。
「行動を変えるには”考え”を変えること」。
「考えを変えないと行動を変えることはできない、行動する為にまず変えるのは環境でもなく、意識でもなく、考えを変えること」。
「考えを変えるには、見聞きしたことを自分の言葉で説明できるようにする、または誰かに話してみることが大切」。
「自分の言葉にできたことは、ふとした時に思い出すし、過去の記録を見返した時もすぐに思い出せるよ」。
上司の回答をもらった後、自分で考えてみた。


今までの自分は「行動するためには環境を変える必要がある」と思っていました。でもよくよく考えてみれば「環境を変えようとしているということは、もう既に考えが変わっている」ということに気づきました。
また「インプットする」という言葉の捉え方が間違っていたことに気づきました。
インプットは「相手の言葉や教えを頭に入れること」だと思っていました。確かにそれもインプットですが、本当のインプットは、「相手の言葉や教えを”自分の言葉に変えて自分の言葉”を頭に入れること」だということに気づきました。
誰かの言葉に含まれている思いは、その言葉を発した誰かが持っている、そこに自分はない。
自分の言葉に含まれている思いは、自分自身が持っている。自分の言葉だから。
誰かの言葉は自分にインプットしにくい。自分の言葉と相手の言葉の字面が同じかもしれない。それでも言葉に込められた思いの持ち主が違う。だから誰かの言葉は自分にインプットしにくい。
そう思うようになりました。
自分の言葉に変えて自分の言葉をインプットすること
自分の言葉に変えて自分の言葉をインプットする方法は以下であると考えています。
- 誰かに自分の言葉で説明してみる、話してみる
- ノートやメモ帳に自分の言葉で書いてみる
自分は誰かと話すことが苦手なので、今すぐできる「ノートやメモ帳に自分の言葉で書いてみる」を実行してみることにしました。
これは「教えるつもり勉強法」と同じで、誰かに説明できるようにインプットすることを意識します。
ただし”自分の言葉に変えて自分の言葉をインプットする”ように変えていくことにしました。
最後に
まだ”自分の言葉に変えて自分の言葉をインプットする”を仕事で実践できていないので、この先どうなっていくかはわからない。
少しづつでも今の自分を変えて、物事に取り組み、理想とする自分に近づく。
できることから頑張っていきます。
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