挑戦が続く人の特徴|脳科学から見る「続ける習慣」のつくり方

「挑戦を始めるのは簡単だけれど、続けるのは難しい」
多くの人が一度は感じたことがある悩みではないでしょうか。
僕もそうです。

しかし挑戦が続かない理由は、

・意志が弱いから
・根性が足りないから

ではありません。

脳科学の視点で見ると、挑戦とは
脳の仕組みをどう扱うか」
で決まる行動と言われています。

挑戦を継続できる人には共通点があります。
そしてその共通点は、特別な才能ではなく、
誰でも身につけられる技術です。

この記事では、
挑戦が続く人の脳内で何が起きているのか、
そして続けるための習慣を脳科学の観点から紐解いていきます。

挑戦したいけれど一歩が踏み出せない人、すでに挑戦している人の参考になれば嬉しいです。
僕と一緒に頑張りましょう!

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目次

なぜ挑戦は「始めるより続けるほうが難しいのか」

脳は「変化」を嫌うようにできている

脳の最優先事項は「生命維持」です。
そのため、脳は新しい行動や未知の刺激に対して

・危険かもしれない
・エネルギーを使うのは避けたい

と反応してします。
挑戦を始めようとすると、

・なぜか不安
・やる気が出ない
・気が重い

こんな感覚になるのは脳が正常に働いている証拠です。

やる気が出ないのは「脳の仕様」

やる気が出ないのは性格ではありません。
脳は「行動するとドーパミンが出てやる気が生まれる」という順番で働きます。

つまり、
行動 → ドーパミン → やる気
という流れです。

「やる気が出てから始めよう」と考えても、永遠に動けないのはこのためです。

挑戦が続く人の脳内で起きていること

小さな成功体験が「快の回路」をつくる

挑戦を続ける人の多くは、成果よりも「小さな成功体験」を重視します。

・5分だけ作業する
・1行だけ書く
・1本だけ撮影する

この「ほんの少しの達成」がドーパミンを生み、
脳に「もっとやりたい」という「快の回路」をつくります。

僕自身の場合

ブログを書き始めたとき、
最初は1記事書くことすら重く感じていました。

しかし「3行だけ書く」ことを続けていると、
気づけば30分以上集中している日も増えました。

YouTubeの撮影も、「1本だけ撮る」と決めておくと意外と続けられました。

このように、小さな成功の積み重ね「挑戦を加速」させてくれます。

「快」を積み上げると、挑戦そのものが楽しくなる

小さな成功が増えると、脳はそれを褒美として認識します。

すると、

・今日も少し進めよう
・昨日より1歩だけ前へ

自然に行動したくなります。

挑戦が続く人は、意志が強いのではなく、
脳挑戦を好きになっている
だけということです。

行動ログが自己効力感を高める

挑戦を続ける原動力になるのが
自己効力感(自分はできるという感覚)です。

この感覚は、才能ではなく「行動の記録」で育てることができます。

・5分やった
・3行書いた
・1歩だけ進んだ

こうしたログが積み上がるほど、

「自分はやればできる」
「少しずつでも成長している」

という実感が生まれ、継続力が飛躍します。

僕がログで救われた時期

仕事が忙しかった時期、私は精神的にも限界に近い状態でした。
副業に手をつける気力が消え、生活すら整わない日もありました。

それでも「5分だけやる」「1歩だけ進む」という最低ラインだけは記録に残し続けました。
後から振り返ったとき、ほんの小さな記録が「生きていた証拠」のように感じられ、
「自分は止まっていなかった」と思えました。

行動の記録は、心の防波堤にもなります。

挑戦が続く人の習慣|5つの共通点

① 行動のハードルを極限まで下げる

挑戦が続く人は「最初の1分を軽くする」のが非常に上手と言われています。

・机に座るだけ
・パソコンを開くだけ
・ノートを置くだけ

これくらい小さくて構いません。
脳の抵抗を突破できると行動が自動的に転がり始めます。

② 行動を「儀式化」する

挑戦を続けられる人は、
行動のスイッチとなる 儀式(ルーティン) を持っています。

・コーヒーを入れる
・好きな音楽をかける
・10分タイマーをセットする

儀式は脳に「今から集中する時間だ」と自然と知らせてくれます。

③ 完璧ではなく「継続」を評価する

続かない人ほど「完璧」求めてしまいます。
挑戦が続く人は「継続」を重視しています。

・完璧を求めると、たった1日崩れただけで折れてしまう
・継続を評価軸にすると、何度でも戻れる

ここが非常に大きな差になります。

④ 行動ログで小さな成長を可視化する

行動ログは「挑戦の貯金通帳」です。

・見返すと成長がわかる
・挫折したときの支えになる
・自己効力感が強くなる

記録を残すだけで、挑戦が前提の人生になっていきます。

⑤ 挫折を「成長のプロセス」と捉える

挑戦が続く人は、挫折を悪いこととは捉えていません。

・成長の一部
・次への布石
・データの蓄積

として扱っています。

失敗は才能の有無ではなく、成功への材料です。

挑戦が続かない人にありがちな3つの誤解

  1. やる気があれば行動できると思っている
    → 行動が先、やる気は後からついてくる。
  2. 大きな目標から始めてしまう
    → 最初は“5分だけ”。小さな成功の積み重ねが才能になる。
  3. 失敗=自分には向いていないと考える
    → 失敗は挑戦の必須プロセス。才能とは無関係。

脳科学から見た「続ける技術」

「5分だけ行動」が最強の理由

行動が始まると自然にドーパミンが分泌されます。


その結果、
5分 → 15分 → 30分
と勝手に伸びていきます。

手を動かすと脳が自動的にやる気を出す

・考える前に動く
・小さく動き出す
・身体が動けば脳もついてくる

この順番を理解していると、継続が圧倒的に楽になります。

継続を支える最大の力=環境

挑戦が「当たり前」になっている環境では、
挑戦そのものが文化になります。

・挑戦が普通
・行動するのが自然
・挫折しても戻れる

こうした環境があると、継続はさらに強くなります。

まとめ|挑戦は才能ではなく「技術」

挑戦が続くかどうかは、努力や才能で決まりません。
すべては「脳の仕組みをどう扱うか」で変わります。

・行動のハードルを下げる
・小さな成功を積む
・行動を記録する
・儀式化する
・挫折を恐れない
・継続が当たり前の環境をつくる

この6つを整えるだけで、誰でも挑戦を続けられます。

挑戦は気合いではなく、技術です。
そして、その技術は自分の未来を変え、
挑戦を見た誰かの希望にもなります。

僕も頑張っていきます!一緒に頑張りましょう。

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ジェリコ(投稿者)
大阪出身27歳(2025年現在)。
本業:SIer→ITコンサル。
やりたいことや夢が多すぎる人間。生活を改善してもっとよりよい生活を送るために日々勉強して発信中。
趣味&好きなこと:ゲーム、バイク、HIPHOP、カメラ、旅行、Youtube。
物事を習慣化するのが苦手なので情報発信は向いていないけど自分を変えるために頑張って続けていきます。
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