書籍「金持ち父さん 貧乏父さんアメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」(著者:ロバート キヨサキ)を読んだ時のメモをほぼそのまま記事にしました。詳細やその他の内容を知りたい方は書籍を実際に手に取ってみてください。
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書籍の情報
- タイトル:改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる
- 著者:ロバート キヨサキ
- 出版社:筑摩書房
- 発売日:2013/11/8


とても分かりやすい
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる」は「金持ち父さん 貧乏父さん」のシリーズであるため、事前に「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んでおくと内容がすっと入ってきます。
また、キャッシュフローやクワドラントの説明をする際に図を用いて説明されているためとても分かりやすく、簡単に理解することができます。
「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んだあとはぜき本書を読むことをおすすめします!
本を読む前の思い(読書前)
以下が本書を読む前の思いです。
- キャッシュフロークワドラントってなにか知りたい
- 投資家になるにはどうしたらいいのか知りたい
- お金持ちになる方法を知りたい
メモ(読書中)
キャッシュフロー・クワドラントとは
キャッシュフロークワドラントは以下の意味を組み合わせたもの
- クワドラント:円を十字に四分割したもの
- キャッシュフロー:お金の流れを表現したもの
- キャッシュフロー・クワドラント:お金の流れの分布をクワドラントで表現したもの


キャッシュフロー・クワドラントの各要素


E=employee(従業員)の特徴
- 雇われていて労働力を売り収入を得る
- 時間を提供して収入を得る
- お金のない状況を恐れる気持ちが出てくると安定や保障(福利厚生)を求める
- 従業員、会社員、アルバイト、雇われ社長…
S=self employee(自営業者)の特徴
- 自営していて労働力を売り収入を得る
- 能力を提供して収入を得る
- お金のない状況を恐れる気持ちが出てくると保障を求めるのではなく状況をコントロールし自分でなんとかしようとする
- 専門家、医者、弁護士…
B=business owner(ビジネスオーナー)の特徴
- 自分の為に働いてくれる従業員とビジネスシステムを持っている
- 優秀な人材を集め自分の周りに固めておきたいと思う
- 経営者…
I=investor(投資家)の特徴
- お金が自分の為に働いてくれる
- お金がお金を生み出す
- 自分で働く必要はない
- Iクワドラントこそお金持ちの活動の場
- お金が富に変化する唯一のクワドラント
- 投資家…
キャッシュフロー・クワドラントの左側と右側
クワドラントの左側の特徴
- 労働収入を得ており、安定を求めている
- 税の優遇措置が少ない
- 富の量は全体の約20%


クワドラントの右側の特徴
- 権利収入を得ており、安定よりも自由を求めている
- 税の優遇措置が多い
- 富の量は全体の約80%


キャッシュフロー・クワドラントの左側から右側へ


キャッシュフロークワドラントを理解したらクワドラントの左側から右側へ行きたいと考える。さらに右側でもIクワドラントである投資家になりたいと考える。
著者と金持ち父さんの勧めるクワドラントの右側へ行く道
- クワドラントの左側から右側に行くにはまずBクワドラントに行くこと
- いきなりIクワドラントに行くことはできるがおすすめではない
- 「B」で成功を収めれば有能な「I」になるチャンスが増える
- Iクワドラントになった後は継続し続ける必要がある
- より良い「I」になる為に必要な教育を身につけキャッシュフローを確保すること
クワドラントの右側へいくには?
- ビジネスシステムを手に入れる
- 1.自分で独自のビジネスシステムを作り上げる
- 2.既存のシステムを買う(フランチャイズ)
- 3.お金を出して既存のシステムの一部となる
- Bクワドラントへ移動して挑戦や経験を繰り返し失敗を積み上げていく


キャッシュフローの見直しと目標の見直し
キャッシュフローの見直しと目標をを見直して自分の目標やゴールを意識し続けながらIクワドラントを目指していく。※一度決めた目標やゴールは定期的に見直して今の自分に合ったように修正し続けていくこと。
- 夢、目標、思い、情熱を持てるものを見つける
- どうなりたいかを明確にする
- 今の自分を明確にする
- 2と3の差を明確にする
- 10年、5年、3年、1年後で何をするか明確にする
- 行動に移して行動し続ける
- 1~6を繰り返し続ける
「する」よりも「なる」ことを意識する


理想の相手を見つけたいとき、理想の相手を探す、理想の相手を手に入れるには、理想の相手が持つ理想の相手に自分がなる必要がある。
それなのに多くの人が、相手にとっての理想の相手に自分がならず、別の理想の相手を探し続けたり、相手を自分好みに変えようとする。
「自分が変わらないといけない」理想を手に入れたいのであれば!
それぞれのクワドラントに居てる人に自分がならないといけない


いつまでの従業員の気持ちや考えのままビジネスオーナーになっても長続きしない
自分のクワドラントを変えたければ自分がそのクワドラントになる為に○○をすると意識しないといけない、クワドラントを自分に合わせるのではない
各クワドラントの人間に「なる」ために行動すること!
まとめ(読書後)
金持ち父さん貧乏父さんと合わせて読むべき!
キャッシュフロークワドラントは金持ち父さん貧乏父さんと合わせて読むことで内容の理解が深まります。また金持ち父さん貧乏父さんを読んでおくことでキャッシュフロークワドラントの話以外は自分に都合よく読み飛ばしながら、読みたい部分を集中的に読み理解を深めることができるのでおすすめ!
気になる人はぜひ「金持ち父さん貧乏父さん」と合わせて手に取って読んで欲しいです。
マルチの勧誘には注意
本書はお金について学ぶ時に読むまるで必読書のようなモノとなっており、とても素晴らしい本となっています。
素晴らしい本なだけにマルチの勧誘や不動産投資などの勧誘に使用されてしまうことが増えているようです。
初めての人にもわかりやすい言葉で書かれている書籍なだけに都合よく切り取って自分の都合の良いように相手を誘う時の文句のように使えてしまいます。注意しましょう。
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